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治療例

 多くのホームページで各種症例の治療例が載せられていますが、写真を見て自分と似ているからといって、同じ治療方法、同じ治療期間で治療が進むとは限りません。
 こちらのホームページにおいては、「このように治るんだ」という部分ではなく、「同じ状態に対しても、いろいろな治療方法があるんだ」という部分を知っていただけたらと考えています。
このページでは「反対咬合」に対する治療方法を9例載せています。

各症例の<続きを見る>ボタンを押していただくと、症例の詳細ならびに参考治療費が記載されていますが、金額は消費税5%時のものです。消費税8%計算にあわせての書き直しはあえて行なっておりません。(2014年2月追記)


症例1 前歯1本の軽度の反対咬合
特別な装置を用いずに治療した例

 パノラマレントゲンで異常が無いことを確認しました。
 セファログラムレントゲンの分析から、左上の1番目の永久歯(中切歯)が内側に入っていることが問題であることを確認しました。
 その後、木ヘラ(アイスの棒など)を用いて、歯を外側に出すトレーニングを行いました。

 朝晩100回ずつ歯を押し出すトレーニングをしていただきました。2ヶ月目には下顎の歯と同じ位置まで動き、4ヶ月目には正常な位置まで動きました。
 基本的には異常が無く、固定式の装置も用いませんでしたので、基本料金、装置代金とも無料でした。
(通院のたびに規定のトレーニング調整料が必要です)

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症例2 前歯3本の反対咬合
取り外しのできる簡単な装置で治療した例

 各種検査で確認をした後に、上顎前歯を外に出すことが適当と判断された症例です。
 本人の性格やご家族の方の希望も考慮して治療方針が決定されます。取り外しのできる簡単な装置を用いて治療を開始しました。

装置使用開始1ヵ月後には奥歯の部分の調整を行いました。

装置使用開始3ヵ月後には前歯部分の調整を行いました。


装置使用開始4ヶ月目には反対咬合が解消されています。
■参考治療費
早期治療基本料金:11万円
プレート装置:8万円
その他に検査料金、調整料などが必要です。
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症例3 取り外しのできる装置で
     前歯の反対咬合と凸凹を解消した症例

前歯の反対咬合と、それに合せて歯肉が下がっていることが心配されました。
下顎の凸凹も問題でした。

 取り外しのできる装置で治療を開始しました。装置の色は本人の希望にあわせて作成しています。
 お家でしか装置は使用しません。主に就寝時の使用となります。

7ヵ月後の状態です。反対咬合は解消され、凸凹も改善されました。
心配していた歯肉の下がり具合は気にならない程度に戻りました。

■参考治療費 前期治療基本料金:16万5000円 装置料金:10万円

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症例4 簡単な固定式の装置で反対咬合を改善した症例

上顎左側の2番目の永久歯(側切歯)が反対咬合です。
まだ乳歯も多く残る歯並びですが、全体に凸凹が認められます。

 矯正治療は診察を受けたらすぐに装置を装着するとは限りません。乳歯と永久歯の交換の具合や虫歯の具合を考慮することも大切です。相談を開始してから半年後、歯磨き練習のために磨き残しが赤く染まるお薬を塗った写真です。

 相談を開始してから1年半後に固定式の装置を装着しています。
上顎両側の3番目の永久歯(犬歯)が生えてきています。
 その1年後の状態です。永久歯の交換も進み、下顎の凸凹も解消しています。

■参考治療費 前期治療基本料金:16万5000円 装置料金:8万円

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症例5 上下顎ともマルチブラケットを使用して
      反対咬合を解消した症例
0.上顎前歯4本が反対咬合になっていました。
1.下顎に補助装置を装着することから開始しました。(写真左)
2.上顎は裏側に固定式の装置を装着しています。
装着後2ヶ月時の状態です。(写真中)
3.下顎は通常の外側のブラケット装置(審美タイプ)を用いています。
治療開始9ヶ月目の状態を写真右に示します。
4.治療期間は18ヶ月でした。

■参考治療費 後期治療基本料金:22万円
下顎補助装置:3万円 上顎マルチブラケット(舌側):45万円
下顎マルチブラケット(審美):27万5000円

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症例6 重度の凸凹と反対咬合を簡単な装置と
        片顎のマルチブラケットで改善した症例

 前歯部分の凸凹は上下とも重度であった。乳歯の虫歯も多く、歯磨き練習も重要でした。

 最初は自分で取り外しのできるプレート装置を下顎に装着して、反対咬合の治療を開始しました。

 4ヵ月後の状態です。前歯の反対咬合が解消されただけでなく、上下顎とも凸凹も改善されてきました。かみ合わせが悪い状態にあると、歯並びの凸凹を一層悪くし、本来あるはずの自然な成長変化の妨げとなっている場合があります。この症例の場合、この段階からしばらく自然な成長を見るため、装置を使用しない状態で経過観察を行いました。

 10ヵ月後に上顎のみ固定式のマルチブラケット装置を装着しました。

 マルチブラケット装着後11ヶ月時のお口の状態です。カラーエラスティックを使用しています。上顎右側の3番目の永久歯(犬歯)が生えてくる場所を確保し、出てくるのを待っている状態です。

 マルチブラケット装着後23ヶ月時のお口の状態です。3番目の永久歯(犬歯)がきちんと並びました。

■参考治療費 前期治療基本料金:16万5000円
装置代金・補助プレート:5万5000円
上顎マルチブラケット(金属):22万円

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症例7 上顎の部分的な治療を行った大人の場合

 上顎の前歯が反対咬合で、部分的に歯を支える骨も減少していた。奥歯にインプラントも入っていたので、上顎前歯だけを改善したい状況であった。

 成人の場合、自分が咬み合せる力で自分自身の歯を痛めてしまう場合があります。また、若年者に比べて咬み合わせの変化に対して強い違和感を覚える場合もあります。
 歯の動く変化に耐えられるのかどうか不安を覚える場合、取り外しのできる装置で徐々に歯を動かして経過を見る場合があります。
 左に示す写真の取り外しのできる装置を用いて治療を開始しました。
 装置を装着していると、上顎前歯は下顎の歯にぶつからないようになります。その状態で上顎の歯を外側に押し出し始めました。

 写真左と中央は、装置を装着してから6ヵ月後の状態です。右上2番目の永久歯(側切歯)は抜歯され、3番目の永久歯(犬歯)に偽歯を接着しています。
 年齢に応じてゆっくりと歯を動かしたので、治療前よりも前歯を支える歯の状態は改善してきました。
 写真右側は治療開始13ヶ月です。この後仕上げとして一般歯科治療でかぶせ物を作り直ししています。

■参考治療費 基本料金:16万5000円 プレート装置:5万5000円
部分的マルチブラケット装置:13万5000円

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症例8 外科手術も併用して矯正治療を行った症例

 一見すると、あまり難しい反対咬合には見えませんが、実は下あごを無理に後ろに押し下げている状態で普段過ごしています。そのため、顎の関節に不具合が生じていました。
 また、上顎には一部乳歯が残っているのですが、もう抜けそうになっていたので、その隙間をどうするかも問題となっていました。それに加え、上顎の2番目の永久歯(側切歯)が通常より幅が狭い「矮小歯」だったので、隙間が開いているなどの問題も重なっていました。

 さまざまな問題をふくんでいたので、最新のCAD技術を応用した矯正治療分析ソフトを用いて治療計画を立てて、動画で治療経過予測を説明しています。
 こちらに示しているのは治療開始時、手術直前予測、手術後予測の3段階静止画像ですが、実際のCADでは治療経過を動画で表現しています。


正面から見た
 治療前手術前手術後の予測CAD



右斜めから見た
 治療前手術前手術後の予測CAD




右横から見た
 治療前手術前手術後の予測CAD



右横から見た
 治療前手術前手術後の予測CAD
(表示を歯だけにして、前歯の変化をわかりやすくしました)


上下の咬み合わせの面(咬合面)から見た予測CAD画面です。
上から治療前手術前治療後の予測です。歯があたる場所に色がついています。
治療前よりも手術前のときのほうが、歯があたっていないことがわかります。
治療後は均等に咬み合わせが得られるように設定されています。


 上顎の乳歯を抜歯した隙間は歯を動かして閉じ、下顎は抜歯はしないできれいに並べます。
 上下顎の歯並びの幅を具合よく調整することが必要であることがCAD分析からもはっきりしました。
 そのように歯を動かすと、初診時よりも一時的に反対咬合が著明となります。その後、顎の位置を変化させる手術を併用して、しっかりとした咬みあわせを獲得することを計画しました。

 CADの予測にあわせ、マルチブラケット装置の装着場所を設定しています。これはインダイレクトボンディングという装置の装着方式です。

マルチブラケット装置装着後13ヶ月時のお口の状態
初診時よりも反対咬合の程度が強くなっています。
上顎、下顎に装着しているのは手術のときの指標となる補助装置です。

マルチブラケット装着後16ヶ月時のお口の状態、手術後3ヶ月時です。
反対咬合が解消されています。

マルチブラケット装着後21ヶ月時にブラケットを除去しています。

費用についてですが、顎変形症の治療内容や保険適応範囲については各種法令によって近年大きく変化してきています。また、手術の術式や入院する施設の状況によって違いもありますので、こちらには記載いたしません。

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症例9 乳歯歯列期よりオトガイ帽装置(チンキャップ)を
     併用した長期経過症例

 治療開始時年齢は6歳半でしたが、永久歯は1本もありませんでした。右上の乳歯Dから左上の乳歯Cまでが反対咬合の状況でした。

 レントゲンの検査、家族暦などから骨格的な下顎前突の程度が大きいことがわかりましたので、オトガイ帽装置(チンキャップ)を使用することになりました。
 この装置の使用効果についてはさまざまな論拠、発表がありますが、本院では直接的に下顎骨を小さくする効果は無いと考えています。しかしながら、他の装置の使用効果を高めたり、習癖を除去する効果があり、その結果上顎の本来の成長が得られて上下顎の大きさのバランス改善が得られると思われます。少しでも治療を楽しむため色付の装置も用意しています。

 普段のかみ合わせのまま下顎を後ろに押し下げようと力をかけた場合、上顎前歯と下顎前歯がぶつかって上顎まで後ろに下げようとする力が働いてしまいます。そこで、チンキャップを使用する場合には前歯の干渉を避けるためにクリアプレートを併用しました。

 1年後(7歳半)の口腔内 下顎前歯が抜け替わりましたが、反対咬合の状態です。

 8歳になり、下顎の4前歯が永久歯になりました。口腔内装置はFKOに変更しています。

 8歳2ヶ月で上顎前歯が抜けました。反対咬合の程度が見ただけではがわかりにくい時期ですが、継続して装置の使用を行っています。(歯みがき練習を行っているときの染め出し写真)


 8歳6ヶ月で上顎の1番目の永久歯(中切歯)が反対咬合の場所に生えてきました。
 下顎の1番が生えてくるのは女児平均で6.6歳、上顎の1番は7.3歳と言われていますので、この症例の場合歯の生え代わりが遅いタイプといえますが、前後2年程度の個人差があっても異常ではありません。

 8歳10ヶ月時 上顎1番が正常被蓋となったので、通院間隔を2〜3ヶ月毎と、少し長く調整した。

 上の写真から約2年後となる10歳8ヶ月時の正面像。右上の2番目の永久歯(側切歯)は正常被蓋となっている。やっと左上の2番が生えてきた。
 上顎2番の萌出時期は女児で8.4歳が平均。
 男児の歯の交換は女児より半年から1年遅いのが平均とされています。

 さらに1年半後、12歳2ヶ月時の口腔内。前歯の正常被蓋は維持されています。この段階では半年から1年に1回の通院で経過を観察しています。


【参考1】 暦齢と歯牙年齢:生え変わり時期の個人差について
 歯の生え変わる年齢にはおおきな個人差があります。6番目の永久歯(第一大臼歯)は通称6歳臼歯、7番目の永久歯(第二大臼歯)は通称12歳臼歯と呼ばれています。一般的には12歳前後で生え代わりが終わると説明されるのですが、前後2年ほどの個人差があっても普通です。

 そこで、歯科医が歯の生え変わりを表現するのに「歯牙年齢」というものがあります。乳歯がすべて生えきった段階をⅡA、前歯の生え変わりの時期をⅡC,6番が生えきった段階をⅢA、側方歯(3、4、5番)が生え変わりの時期をⅢBと名づけています。

 治療開始時に治療期間の目安はご説明するのですが、生え代わりが予定よりも遅くなった場合には治療期間も長くなってしまうのが自然なこととなります。生え代わりが遅いことがはっきりしてきた場合、来院間隔を通常よりも少し開けることで通院回数を調整する場合もあります。


【参考2】 反対咬合の治療について
 前歯の反対咬合の理由は大きく分ければ2つあります。上顎前歯が凸凹などの原因で内側に入ってしまっている場合は『歯性』の反対咬合と説明します。下顎の骨が大きいか、上顎の骨が小さい為に生じた反対咬合は『骨格性』の反対咬合と説明します。その程度は検査で調べることができます。

 下顎骨は全身成長に伴い一層大きく成長するものであるから、ある程度成長が止まってから治療を開始したほうが治療計画が立てやすいと説明される場合もありますが、幼少期から『歯性』の反対咬合を放置していて本来の上顎の成長を妨げる習癖につながってしまうことは避けたほうが良いと考えます。

 『骨格性』の反対咬合を治すには、上顎の成長を利用するか、下顎を小さくする外科手術を併用することが必要となります。人の全身成長のタイミングは歯医者の都合で調整を行うことはできませんので、反対咬合が気になった場合にはできるだけ早めに相談されることをお勧めします。幼少期の場合は相談や検査を行ったからといって、すぐに装置を用いての治療を開始するとは限りません。また、治療期間も例にあげたように半年程度で完治する場合から数年以上観察する場合まで幅広くあります。
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